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ルネ・ラリック

(1860年~1945年)

1860年、フランス・シャンパーニュ地方マルヌ県アイに生まれる。1876年、宝飾細工師ルイ・オーコックに師事。1881年、プチ・フィスのもとで宝飾デザイナーを務め、その後フリーの宝飾デザイナーとして独立。カルティエ、ブシュロンなど有名宝石店にデザインを提供。宝飾作家として一時代を築く。1890年、30歳のとき七宝細工を駆使した新しい宝飾品を手掛け、装飾パーツとして鋳造ガラスの研究を始める。1900年のパリ万博に多数の宝飾品を出品し大絶賛を浴び、宝石部門でグランプリを受賞。その後1908年、香水商フランソワ・コティからラベルやパッケージのデザインを依頼され香水瓶の制作を提案。ガラス作家として本格的にスタートをする。
鋳造成型や型吹きプレス成型など新しい技術で特許を申請。1925年にパリで行なわれた「現代装飾美術産業美術国際博覧会」通称アール・デコ博覧会に作品を出品。国際的な高い評価を得てガラス作家としての地位を不動のものとする。
ルネ・ラリックの作品の特徴は、その卓越したデザイン性はもとより、透明なガラスに金属酸化物を混ぜ込み発色させるオパルセントや、レリーフをより一層際立させるパチネ(表面彩色)、ガラス質の釉薬で絵付けをし焼き付けるエナメル彩など多岐にわたる技法を駆使している。時代の様式がアール・ヌーヴォーからアール・デコに変化する中、その流れを読み取り、現代でも受け入れられる作品を生み出したガラス作家である。

ルネ・ラリック シャンパンクープ 「TOKYO」

38,000円(税込)

  • ルネ・ラリック
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ルネ・ラリック ウォーターグラス 「TOKYO」

38,000円(税込)

  • ルネ・ラリック
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